project-top

Project

「仙台防災枠組2015-2030」と予防防災

災害リスクの理解 ・ 共有 ・ 管理強化により住民自体がリスクを把握し災害を回避する

2015年の「仙台防災枠組 2015-2030」で提案された予防防災に繋がる災害リスクの理解・共有・管理強化は日越両国と地域住民にとっても重要である。しかしながら、ベトナムでは防災地図等の基盤データが未整備で地域防災力や防災組織化が脆弱である。とりわけ、斜面災害の頻発で生命財産が損なわれ、それが貧困脱却を妨げる一因ともなっているベトナム山岳地域住民にとって、防災地図作りなどの実践を通して斜面災害の場所的脆弱性を地域住民が把握し、地域の自主防災活動の活性化を図ることで住民自体がリスクを把握し災害を回避する、減災の体制作りは急務である。

事業の概要

sendai_wakugumi

詳しくみる >

事業の具体的な仕組み

地域 と 日本の技術者 を結ぶQ&Aの構造

「 カスタマイズユニット 」 の構想

「カスタマイズユニット」構造の構成員企業・技術者集団は、ラオカイ省内外において類似の案件を受託するべく動くことになる。カスタマイズユニットは、今後東南アジア地域で広く必要とされる斜面災害の基礎情報を包括的且つきめ細やかに網羅する組織となる。このようなコンサルタント業態はこれまで存在していない。事業終了後2年後にハノイに出先のカスタマイズユニットを設置することを第一目標とする。

customization unit